外壁リフォームをしたい!リフォーム費用や施工方法について解説!
外壁のリフォーム時期が近付いてきたけど、リフォームにかかる費用や施工方法について知りたい人は、今回の記事がおすすめです。外壁リフォームは2種類で外壁材は4種類あります。予算の範囲内で自分に合うものを選択しましょう。外壁のリフォームは家を長持ちさせる効果があるので、この記事が参考になれば幸いです。
外壁リフォームの種類・施工方法
自分の家の状態に応じて方法と外壁材を選択しましょう。
外壁の張り替え
現在の家の外壁材をすべて剥がして、新しい外壁材にすることです。こちらのメリットは、現在の家の外壁材をすべて剥がすので、外壁の下地をメンテナンスできます。また、外壁の劣化を防げるので家の寿命が延びます。こちらのデメリットは、工事にかかる費用が高いことに加え、工事期間が長くなることが挙げられます。
外壁の張り替えをおすすめする人
築年数が20年を経過しているけど、一度も外壁材をすべて剥がしたリフォームをしていない人におすすめです。築年数が20年を経過すると、建物内部に不具合が発生してもおかしくありません。外壁材をすべて剥がすことで家の不具合なども確認して補修できるので、検討してみてください。また、外壁の色を変更するだけではなく、外壁材の材質も変更したい人はこちらが良いでしょう。
外壁の重ね張り
現在の家の外壁材のうえに、新しい外壁材を取り付けます。外壁材が二重になるイメージです。こちらのメリットは、現在の家の外壁材を剥がす必要が無いので、そのぶんコストを削減できます。また、外壁材が二重になるので断熱性能が向上します。吸音性にも優れるので、屋外の騒音などに悩まされることが少なくなるでしょう。こちらのデメリットは、外壁の下地がメンテナンスできないことと、外壁材の重みで耐震性能が低下する可能性が有ることです。不安がある人はホームインスペクションなどのサービスを利用して、家の状態を診断してもらいましょう。
外壁の重ね張りをおすすめする人
家の断熱性能に不安があるので断熱性能を高めたい人や、工事費用を外壁の張り替えよりも抑えたい人におすすめです。
窯業系サイディング
単価は3,500円~5,000円です。メンテナンス頻度は7年~8年、耐用年数は30年程度です。窯業系サイディングは、日本の戸建て住宅のおよそ7割で使用されています。
金属系サイディング
単価は4,000円~5,000円です。メンテナンス頻度は10年~15年、耐用年数は40年程度です。金属系サイディングは、非常に軽量で耐震性能に優れていることが特徴です。
木質系サイディング
単価は6,000円~8,000円です。メンテナンス頻度は7年~10年、耐用年数は20年程度です。木質系サイディングは、木の家にこだわりがある人におすすめですが、腐食や変色しやすいのでセルフメンテナンスも含めてケアしましょう。
樹脂系サイディング
単価は7,000円~9,000円です。メンテナンス頻度は10年~20年、耐用年数は30年程度です。樹脂系サイディングは、凍結や塩害に強いことです。寒さが厳しい地域に住んでいる人や塩害対策が必要な地域に住んでいる人におすすめです。
外壁リフォーム費用とおおよその費用を自分で計算する方法
自分で費用の目安を知れます。
補修は80万円未満
外壁のひび割れの補修や剥離の補修などの部分的な作業は、費用が80万円未満です。
塗装は80万円以上
塗装は塗料を外壁に塗るだけではなく、そのための準備にも費用が発生します。足場の組み立てや高圧洗浄なども行うので、それらも含めた費用は80万円を超えるでしょう。
張り替えや重ね張りは150万円以上
いわゆる新調といわれている作業は150万円以上かかります。少しでも費用を抑えたい人は、重ね張りを選択しましょう。
外壁の劣化具合で計算できる
劣化の進行具合により、補修または塗装のどちらを採用するようになるのか分かります。チョーキングや小さなひび割れは補修です。強度のひび割れや退色は塗装です。なお、張り替えや重ね張りは、どのような状態でも対応できます。
費用をなるべく抑えたいときは?
色々と工夫してみましょう。
メンテナンスを欠かさずに行う
外壁は紫外線や排気ガスなどを毎日浴びている状態です。こまめなメンテナンスを欠かさないようにしましょう。汚れはホースの水で洗い流したり、ブラシでこするなどして綺麗な状態を保つようにします。
複数社の見積もりを比較する
1社だけの見積もりでは、サービス内容や価格などを比較できません。複数社の見積もりを比較して費用がかからない業者を選択しましょう。
耐久性の高い塗料や壁材を選択する
初期費用はかかりますが、耐久性の高い塗料や壁材は長持ちするので、メンテナンス頻度が少なくなります。
まとめ
費用は使用する外壁材などにより異なりますが、現在の家にあと何年生活するのかを踏まえて外壁材を選定するのも良いでしょう。たとえばあと10年程度であれば、そこまで費用が高い外壁材を使用する必要はありません。自分のライフプランに応じて決定していきましょう。また、複数の業者と見積もりを依頼するときに、安すぎる業者は注意が必要です。塗料や外壁材などはそこまで値引きできるものではないからです。簡単に値引き交渉に応じる業者は避けましょう。
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